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2017年6月1日 03:50 投稿者 : 理事 コメント 0件
綺麗な文体が好きなんだと思う。
綺麗という言い方であってるかは判らないが。
個人的に読みにくい文体が増えた気がする。
文の流行が変わったのか、
俺が変わったのか。
例えば小説などで口語体の心情描写とかがキツイ。
「私はそう思った。」という文が、
「私はそう思ったんだ。」「私はそう思うわけ。」「私ならそう思うじゃん?」とか書かれれるともうキッツイ。
例えば新聞のテレビ評が、
「〜がカッコイイ。」みたいな書き方だと辛い。
お前の!趣味は!どうでもいいよ!
「〜が華を添える。」とかちょっと評論っぽくしようよ!
でもこういう書き方の方が好まれる傾向なのは理解できる。
読者の方に歩み寄った文体なのだろう。
政治家もアイドルも民衆に歩み寄って親しみやすくなった。
その代わり高潔な人物像やスターの幻想と夢が死んだ。
個人的には本は歩み寄って来なくていい。
読書離れが叫ばれてるから業界は歩み寄らにゃいかんのだろうが。
俺の方には来るな。
く、来るなぁ!うわー!