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2016年2月24日 14:56 投稿者 : 理事 コメント 0件
前々回、前回、そしてその続きの今回。
演劇の終着点は「作品を完成させる事」だと書きました。
まぁ色んな劇団があるんで一概には言えなそうですが、
少しでも「芸術/アート」という認識があれば、
作品を完成させる事が大事だとは思います。
作品を完成させる。
脚本家の説明書を、
演出家の指示によって、
役者、スタッフが完成させる。
作品は、
演出家の理想形になっていれば完成です。
勿論、
演出家は脚本家が「何を表現したくて書いたか」を理解した上で作るので、
演出の理想には脚本家の理想も含まれている(べき)。
「舞台は役者のもの」っていう方いらっしゃいますが、
それは間違ってると思うんだよなぁ。
全体を見て構成を決めているのに、
役者が勝手な事をしたら、
そこだけ歪な形になってしまう。
もちろんプラスに働く事もあるけど、
その場合は演出家は自分の仕事が出来ていないと思わなきゃダメだよ。
演出家はその舞台を一番(どんな意味でもいいけど)面白く出来なきゃダメだと思う。
あ、長くなった。
続きはまた後で。