格好いいとはどういう事さ。

2014年5月22日 04:39 　投稿者 : 理事　コメント 2件

「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」流れで。

学生のとき、

女の子の前で格好つける方法として、

「革命チックなダンキンシュート」を決めるのは、

凄く一般的な方法だと思う。

いや、野球でもサッカーでもバレーボールでも卓球でも、

試合を決めるような活躍をしたヒーローは格好良かった。

タイミングと人によっては、

あまりの格好良さに女の子泣いた。

俺らはみんな、

一度はそんな瞬間を追いかけた。

追いつけたかは人によるが。

さて、

大人になって俺たちが格好つけるとき、

ごく一般的な方法の一つに、

「スマートに注文する」がある。

お洒落なレストランやバーで、

手慣れた雰囲気で注文する事を、

男も女も格好いい事の一つと認識している。

・・・なんだろう、この絶望的な差！

注文しただけじゃん！

誰でも出来るじゃん！

むしろ作ったシェフやバーテンダーの方が格好いいじゃん！

というよく考えたらよく判らなくなる格好良さだが、

着実に需要があるし、その需要は一般的だ。

まぁどんなタイミングでもどんな人でも、

注文が格好良くて女の子が泣く事はないけど。

「凄い・・・『シャラン鴨胸肉のロティ 腿肉ブランダードの春キャベツ包みを添えて コクのあるジュとともに』を嚼まずに頼むなんて・・・格好いい！」と思って泣く女の子はある意味で見たいけど。

俺は革命チックなダンキンシュートの方が格好いいと思うし、

革命チックなダンキンシュートを決める男の子になりたい。

いや、厳密には、

お洒落なレストランやバーに行けないので、

革命チックなダンキンシュートを決めるしか格好つける方法が無いのだが・・・。