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2014年4月26日 05:02 投稿者 : 理事 コメント 2件
何が故に演劇をするのか。
考え続けて、思い出して、
答えが見えました。
小劇場の多くの劇団が公演するのは、
それを仕事にする為だと思うのです。
いい作品を作って、いい演技をして、
脚本家、演出家、役者として食っていくぞ!っていうのが六、七割じゃないかな。
俺はかなり最初の方でその目標は投げてる。
演劇で食えるとは最初から思ってないから、
自分の主宰するチームを1000円・年一回で縛ってんだ。
他に劇団の公演理由で多いのは、
芸術作品としての完成を目指す劇団。
自分の中の衝動を表現する為に公演をする人達です。
金じゃないんだ!私はこれがしたいんだ!という熱い人々。
こっちの理由も俺には当てはまらない。
毎度、台本を書く度に「やりたい事なんかねぇよ!」とキレる三十代ですし。
食う気も無い。やりたい事も無い。
大概の人間が「じゃあ辞めちまえよ!」と怒るのも道理。
そんな人間が『日本演劇連盟』を名乗るのはおこがましいという怒りも甘んじて受けよう。
怒らせるのは好きだし。
さて、じゃあ何で演劇を続けているのかと、
ずーっと考えていましたが、
どうやらこれは、
非常に個人的な感情によるもので、
あまりに情けない。
そんな理由でOneBillを立ち上げた18歳の俺は、
本当にド気違いだと思います。
てかやりたい事がそれじゃあこの先、地獄じゃねぇか。
売れる為に演劇した方が随分と楽じゃねぇかよ。
でも、
18歳の俺がレールを引いたこの地獄に、
31歳の俺は付き合う事にしました。
ド気違いに付き合うのもいいじゃないか。
今の俺より13歳も若い上に、
今の俺よりド気違いなんだから、
放っておくのも可哀想だ。
願わくば、
44歳の俺と、
57歳の俺も付き合って欲しいね。
70歳の俺は、
死んどけ。
コメント
楽しいからでいいと思うけど。
あと案外、居場所を作るとかずっと青春したいとか理由も多かったりする。
アマチュアならその方が健全だよ。
プロになりたいなら初めからなる場所に行け。