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2014年4月2日 04:46 投稿者 : 理事 コメント 0件
「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」鑑賞。
この映画を一言で表すなら「噛み合ない人々」の映画です。
主人公親子がまず噛み合ない。
父親と母親と息子二人がまったく会話が噛み合ない。
まぁそれは映画冒頭にはよくあるけど。
その後も、
主人公と彼女が噛み合なかったり、
主人公親子と親戚が噛み合なかったり、
父親と旧友が噛み合なかったり、
作品の終わり10分くらいまで、
ずーっと噛み合ない。
いや、最後も噛み合ったのか自信は持てない。
この映画は、
その噛み合なさを楽しむ映画だ。
作品中の笑いどころ全てが、
一方的に話しかけられたり、
全く話が伝わらずに、
主人公が「困ったな・・・」という顔をしながら黙っているシーンなのだ。
そう俺が芝居でよく書くパターンだ。
まぁ俺の本は困った時に「え!?」って言っちゃうけど。
という事で、
俺は面白かったです。
映画的な山場とか無いんで人は選ぶと思いますけど。
あと、親族に頑固で痴呆ぎみの老人がいる人は、
「そうそう!ちゃんとしろ!このじじい!」と、
イライラする事必至なのでお気をつけを。