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2016年5月14日 04:25 投稿者 : 理事 コメント 0件
役者になろうと思った時に、
一番最初に買うものって、
ジャージじゃないですか?
稽古着として。
これはゆゆしき問題だと思う。
自分がなりたいもののユニフォームがジャージて。
まぁ稽古着がジャージじゃない人も居るだろうけど、
大概のメディアで「劇団員」役が着るのはジャージ。
何の変哲も無いジャージにTシャツ。
中学校の(マイナー系)運動部かよ!
いや、
「ジャージ」がダメって訳でもないんだけどね。
その「ジャンルの格好」ってあるじゃない?
野球のユニフォームやサッカーのユニフォームは見れば何のスポーツか判るでしょ?
卓球とかバトミントンとかも正確には判らないけど「それ系」だって判るし。
たとえジャージでも「サッカーのジャージ」ってデザインで判ったりするじゃない?
そういう何かがあった方がいいと思うんだ。
「演劇用稽古着」のスタンダード。
俺は形から入るのも大事だと思う。
だいたいが「舞台上で何かになろう。」って奴が、
最初になるのが「合宿の寝間着みたいな自分」じゃテンション上がんないだろ。
ジャージだとしても「役者用」のがあればいい。
なんなら「基本普通のジャージだが、デザインが役者用」でもいい。
着た自分が「役者になろうと思って買った服だ!」ってテンションがあがるやつ。
欲を言えば、
街中でも着れるデザインがいい。
「言われれば演劇用の奴だね。」っていうくらいの奴。
自然に街に演劇が溶け出していけば、
それがやっと「演劇が一般的になった」って事じゃないすかね。