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2016年4月4日 14:18 投稿者 : 理事 コメント 2件
臓器移植の親族優先提供ってのを知ったんだけど、
何か書けそうだね。
優先提供の三つの条件が、
1.提供者(15歳以上)が優先提供の意志を書面にしている。
2.親族(配偶者、子供、父母)が移植の希望登録をしている。
3.医学的に条件を満たしている。
なんだけど、
2は特別養子縁組の養子、養父母も入る。
また親族提供を目的とした自殺を防ぐため、自殺者の臓器は優先提供されない。
あんまり練らないで構想するけど、
臓器目的の養子縁組をした男の話。
妻の病気を治す為に臓器移植が必要な男。
親族優先提供の事を知り、
なりふり構わず適合しそうな孤児を捜し、見つける。(おそらく脱法的な手段)
15歳未満だったのですぐに移植は出来ないので養子縁組し、育てる。
育てるうちに情が湧く。
妻も養子も、そんな理由で養子をとったと知らないので、普通に親子として暮らす。
15歳を過ぎた時、男は養子に臓器移植の書面を書かせるか、書かせるとしてもどうやってそれを言うのか悩む。
臓器移植の書面を書くように促される養子。
養父が自分を「臓器」として見ていたのか悩む。
書面を書けば結果的に、養父が自分の死を望むのでは無いかと悩む。
養母との交流で、養母の為に死ぬのもありかなと悩む。
でも自殺じゃ養母に移植されない事にも悩む。
そんな感じで展開する話。
がっつり人間が書けそうな話だが、
惜しむらくは、
俺がそんな話を書く需要が無い事だ!
書けそうな人にこのアイデアあげるわ。
コメント
匿名さん>ありがとうございます!でもこれ、舞台だとちょっと厳しめな気がします。心理描写とか、説得力を持たせられない気がする。
是枝監督が撮れば、まーまーな映画になる気がします。もしくは浅田次郎が書けば、まーまーな小説になるんじゃないでしょうか。