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2014年8月30日 14:45 投稿者 : 理事 コメント 4件
「her/世界でひとつの彼女」を鑑賞。
恋愛映画。
OSとの。
最新のパソコンの基本ソフト(windowsみたいなの)に、
「自分にあった人格」を持たせる機能がついていて、
会話をしながら作業が出来る様になっている。
その基本ソフトと恋愛感情が芽生える話。
こう書くとオタク妄想感溢れる作品に見えるけど、
全然そんな事はない。
アカデミー賞の脚本賞を穫った作品なので、
ちゃんとオタク以外も共感出来ます。
「現実感」が重要な作品であると思います。
OSとの恋愛という、
現在では非現実的な設定を、
ギリギリあり得るイメージの範囲の未来を舞台にする事で、
現実感を持たせている。
生活の現実味と、
そこにさりげなく混じる非現実な道具類。
恋愛感情は現実的、
だけどそれを非現実と提示する。
そしてその先に非現実の恋愛ならあり得るだろう「現実味」。
一筋縄ではいかない恋愛ものでしたなぁ。
見ながら「恋愛ものも書いてみたいなぁ。」と思いました。
今年は書かないけど。
そして来年も、
きっと書かない!
コメント
匿名さん>懐かしい(笑)このての話は視覚的に可愛い女の子が存在するのが普通ですが、OSの「サマンサ」は完全に声のみで存在しています。言葉だけの恋愛。主人公が「手紙の代筆業」をしているので、言葉に敏感なのが説得力を持たせます。
年齢制限がある(PG-12)ので、綺麗じゃない恋愛部分も書いてるのもリアル。