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2014年6月23日 13:31 投稿者 : 理事 コメント 2件
「東西競演 特撰落語会」を鑑賞。
村尾から「行けなくなったんで、代わりに行きませんか?」と言われ代打。
出演者を確認すると、
桂文枝、林家たい平、柳家喬太郎、柳家三三と豪華な面子。
喬太郎さんは、
一度だけ仕事でご一緒させていただいたので、
非常に楽しみにしていました。
非常に楽しませて頂きました。
もちろん桂文枝さんの飄々とした落語も、
林家たい平さんの笑点とは違ったしっかりした古典落語も、
柳家三三さんの怪談からの笑い話も良かった。
当然良かった。
けど、
喬太郎さんはズルい。
「たらちね」という落語がある。
長屋に住む男がいいとこの娘を嫁にとるんだけど、
言葉が難しすぎて何を言ってるか判らないって話。
その嫁が名前を名乗るシーンがある。
「自らことの姓名は、父は元京の産にして、姓は安藤、名は慶三、字を五光。母はちよじょと申せしが、わが母三十三歳の折、ある夜丹頂の鶴を夢見てわらわを孕めるが故、たらちねの胎内を出でしときは鶴女。鶴女と申せしが、それは幼名、成長の後これを改め、清女と申し侍るなり」
うーん、長い。
これ、研究の結果、
AKBで出来るそうです。
俺も何言ってるんだろうと思いました。
その直後、
「恋するフォーチュンクッキー」のリズムで「たらちね」を歌い踊る喬太郎さん。
「♪なーはーけいぞう いえぃ いえぃ いぇ♪」
胸の前で♡を作りながら歌い踊る、
51歳、真打ち、師匠。
俺の落語感をぶっ壊してくれる喬太郎師匠。
大爆笑させていただきました。