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2013年11月28日 04:03 投稿者 : 理事 コメント 0件
犬は電柱にマーキングする。
電柱を木に見立てているから。
それは教わらなくても本能的に行われる。
生まれながらにそういう習性が備わっているから。
遺伝子に刷り込まれた習性だから。
でもマーキングって、最初に始めた奴は後天的に始めてるよね?
生きて行く為にやむにやまれずやり始めた事じゃないよね?
「やば!この木にマーキングし続けんと、死ぬ!」じゃなくて、
「なんだかここにマーキングしてたら誰も近づかん様になったな。便利!」で習性になったと思うんだ。
て事はだ。
後天的な経験は遺伝子に刷り込む事が出来るって事じゃないか?
どういう事かと言うと、
僕らは小学校時代に必死で九九を覚える。
それを続けていると一万年後の人間は生まれた瞬間、
(9×9・・・=81!)と思いながら生まれる可能性があるって事。
もしくは、
(医者と看護婦合わせて4人・・・手が2本ずつ・・・手は全部で・・・4×2・・・=8!)って思う可能性がある訳だ。
さらには、人類がほぼ壊滅して文明が途絶えたあと、
文字すら持たない人類の子孫が計算ドリルを発掘した際、
「9×9=」という文字を見て、自然と「81」という数字を書き込み、
「なんだ、この感覚は!・・・頭に、頭に何かが浮かんでクル!」と驚愕するかも知れない。
それが、生命の神秘なのです。