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2013年9月18日 04:41 投稿者 : 理事 コメント 5件
モンドグロッソを聞きながら、
少し考える。
演劇は、
もっとジャンルを細分化するべきではないかと。
大体「コメディ」とか「ミュージカル」とか大きなくくりじゃん?
音楽で言えば「ロック」とか「クラシック」みたいなもんで。
もっと「ロック」の中の「ハードコア」の中でも「エモーショナルハードコア」です、みたいな。
あぁ、ラウドなサウンドに情緒的な歌詞なのね、みたいな。
そういう判りやすさが欲しいなと。
俺の知る中で、演劇で一撃で理解できるジャンルは、
「ピスタチオ(みたいなの)」。
あぁ、パワーマイムでギャグ入れて熱いのね、って判る。
近い物に「つか(こうへい)」もあるけど、
あれは演出の名前だからコメディでも悲劇でも使えるのでちょっと違うかな。
なんでこんな事考えてるかって言うと、
舞台人の為でなく、観客のため。
コメディ見に行った時に、
ただ下ネタでガシガシ攻める作品を見たい時と、
雰囲気で何となくクスクスする作品を見たい時は違う。
でもどちらも大概「コメディ」のくくりになる。
俺たちは厳密な意味では「見たい作品を選べない」のです。
「色んな物を見る機会が減る」とか、
「知らない人には余計判りにくくなる」とか、
「俺たちはビジュアル系じゃない!」とか、
弊害はあるだろうけど、
俺は自分が見たい雰囲気の芝居が見たいよ。
コメント
匿名さん>もっと細かい指定をされる事の方が多いです。「こういう雰囲気のコメディ」とか、「コレを元にした悲劇」とか、「こういう事をやりたいから書いて」とか。
制作会社(フジ、TBS、ネルケプランニング等)からの依頼なら大概、自由には書けませんし、作家と演出家、もしくは出演者のエラい人(座長とか)が違う場合は書く物を依頼される事があります。最近は「コメディフェスティバル」とか限定した催しも増えました。
プロで自分の好きな物しか書かない人は居ないし、依頼に応えられるからプロなんだと思います。
俺の場合は出演者・スタッフ・客(友達)からの「とにかく面白い物が見たい」圧力によってコメディばっかり書いていると言っても過言ではない!
”面白いもの”=コメディ ではないよー
コメディじゃなくても面白いものあるよー
だから、木下さんにミステリーで面白いもの書いてもらおー
困ったら、全部SFにしてしまえばいーのよー
トリックも全部SFにしてしまえばいーのよー
犯人も宇宙人にしてしまえばいーのよー
よろしくですー
モリヤさん>清涼院流水にぶちぎれた身としては、SFトリックなど以ての外です!
面白い「話」を書くタイプじゃないから頭を使う話はちょっと・・・。
あしださん>その人は去年も「どんな役がやりたい?」と聞いて「未来」と答えたので、少し灸を据えようと思います。